楽天株式会社新サービス開発統括部

2007年
文理学部英米文学科卒業

 

―今現在取り組んでいること

仕事では、8カ国のチームメンバーとともに新しいITサービスを作り出すプロジェクトのマネジャーをしています。週末の楽しみは、1歳の息子と水族館や動物園を巡ること。ワークライフのバランスはあえてあまり意識せず、どちらも限られた時間を最大限に楽しんでいます。

 

―入学のきっかけ

高校時代の英語塾の先生から、「英語をやりたいなら東京女子大学に行きなさい」と言われたことを機に、第一志望として受験しました。7号館の教室で受験した日のことを今も鮮明に覚えています。

―大学時代の一番の思い出

英語プレゼンテーションゼミの1期生として、仲間と切磋琢磨しつつ意識高く授業に打ち込めたことは、とても楽しい思い出の1つです。また、表千家茶道会というサークルの部長を務め、礼儀作法の基本を学べたのは良い経験になりました。一時、退部者が続いて存続危機に陥ったものの、そこから再生させた経験談によって7社から内定をもらうことが出来ました。

 

―大学時代に学んだことが今にどう活かされているか

家族を持ちつつも1人の人間として自立した人生を歩めているのは、東京女子大学での4年間で培った経験と自信、優秀な仲間たちのおかげです。仕事でも、在学中に得たプレゼンテーションのスキルが活き、数々の講演で登壇させてもらっています。

―現役学生へのメッセージ

今、将来やりたいことが特にないという人は、新しい分野の授業を選択して視野を広げてみてください。そして少しでも面白いと感じたら、もう少し深く勉強してみることをオススメします。また、東京女子大学は図書館や英語学習室などとても設備が充実しています。授業のためだけに来るのではなく、ぜひ大学内の環境を満喫してください。

 

―東京女子大学次の100年へのメッセージ

創立100周年、おめでとうございます。この先100年は、これまでの100年とは変化のスピードが異なり、今この世に存在しないものが次々と生まれてきます。しかし東京女子大学の精神である、“犠牲と奉仕”は、どんな環境においても重要なことです。芯はぶれずに、変化に柔軟に適応しつつ、未来の女性リーダーを育成してほしいと願っています。