エンパワーメント・センター紹介

about

エンパワーメント・センターよりメッセージ

「力を与える」という意味の「エンパワーメント」という言葉。私たちは、お互いがお互いの力になれるきっかけを、できるだけたくさん作りたいと思っています。

前をゆく人から知恵を授かり、同じ世代と時代を共有する仲間とともに悩み、考え、後からくる人に自分たちの経験を伝え、励ます‒。そのなかで、自分がこれまで積み重ねてきたものにあらためて気づくことも、思いもしなかった未来の可能性がみえてくることもあるでしょう。

今の自分の状況をみつめなおしたいあなた、新しく一歩を踏み出したいあなたに、私たちの呼びかけを受け取っていただけたらと願います。迷ったら、まずはこのキャンパスに足を運んでみてください。話に来てください。

人から人へ伝えられるパワー、そのパワーに後押しされて、お互いが人生をいっそう楽しみ、困難を分かち合い、成し遂げたいことを成し遂げ、自分と世界がもっと幸せになるために自分を活かしていけるよう、一緒に進んでいきましょう。

センター長ご挨拶

エンパワーメント・センター長
永原 歩
(国際社会学科准教授)

2020年、新たに出現したCovid19のパンデミックにより、社会は大きな困難に直面しました。その中で人々は考え、様々な工夫をこらし、改革・改変を行ってきました。パンデミックにはマイナスの面も多くありましたが、「新しい生活様式」「アフターコロナの時代」など、新しい概念が叫ばれる中で、今まで我々が考えつかなかったような大きな生活様式の変化ももたらされました。また離れて暮らす大切な家族や友人と会うことすら難しい生活の中で、人と人との結びつきの大切さや、人からもらうパワーを改めて感じた人も多かったと思います。

エンパワーメント・センターでは、キャリアを「個人が生涯を通して主体的に社会参画することであり、就業や地域活動を通じて、さらなる自己確立を果たすとともに社会に貢献すること」と広く定義しています。他者との交流の中で学び、あるいは働き、その力を武器に自ら考え、就業や地域活動をすることで社会に還元していくことは、自分らしさを大切にしながら、自分にとってよりよい人生を歩むことにも繋がるはずです。   

大学生活の中で学修や進路に不安を感じた時、卒業後、人生の岐路に立った時、キャリアと私生活のバランスが難しいと感じた時など、エンパワーメント・センターはライフステージのさまざまな場面で、皆さんと一緒によりよい人生の一歩を考え、皆さんの可能性を応援します。