株式会社BEST GRADE 代表取締役
国際イメージコンサルタント


1990年
文理学部社会学科卒

自分に限界を作らない

 

ご自分はもちろんですが、大切な方が目標に向かって歩み、想いを遂げていく姿を見ることは幸せな瞬間ではないでしょうか。それが何度もあったら、それこそ、生きていて本当に良かったと思うのではないでしょうか。

私は現在、国際イメージコンサルタントとして活動しています。その方の魅力・実力を外見に見える化し、想う方向に進み、ゴールを達成させる伴奏役です。学生から経営者まで、多くの皆様の目標達成をサポートし、夢を実現するお手伝いをしてきました。お客様を見ていると、まさに、限界というものを払拭しています。

 

私自身がそのような考え方になった源泉にさかのぼると母校である東京女子大に行き着きます。「こうあるべき」という狭い考え方で生きてきた私にとって、東女の自由な校風に驚くとともに、「何でもあり」と言わんばかりに行動する友人たちを見て、自分自身が勝手に作っていた枠がガラガラと音を立てて崩れていくのがわかりました。

勇気を得た私は、浪人した時間を埋め合わせるためにも、ダブルスクールで文化服装学院の夜間にも2年間通いました。寝る時間を惜しんで好き勝手に生きた私はそのまま㈱三越伊勢丹(当時の三越)に入社しました。

 

ここで、ひとつの限界を感じました。好きな仕事で楽しく生活していましたが、役職が上がるごとに周りから女性がいなくなるのです。よく言うガラスの天井です。女性としての生き方を突き付けられました。楽しさと困惑の狭間で右往左往していた矢先、主人の転勤があり、それまでの働き方を変えるべく退職を決意しました。

 

国際イメージコンサルタントになった時、自分自身に誓いました。

天井の無い世界で生きよう。
自分の実力がそのまま跳ね返ってくる世界で生きよう。
そして、自分自身がどこまで行けるのか、しっかり自分の目で確かめよう。

せっかく親から頂いた尊い命、思い切り生きよう、と。東女時代に芽生えた魂が常に私の中に生きているのです。今では、その考え方は2人の息子にまで受けつがれています。

 

東京女子大に現役の皆さん。世の中には一つだけ限界があります。
それは自分が作った限界です。さあ、取り払いましょう。想うように生きましょう。あなたが輝けば、家族も友人も幸せにするのです。

そして、もう歳だからとあきらめているあなた。私がイメージ業界に足を踏み入れたのは、42歳の時です。そして、世界でトップ100人に入ったのは49歳の時です。自分の人生を大いに楽しみましょう。
「挑戦する知性」を自由に描きませんか。皆様の伸びやかな活躍を祈念致します。